
新しいビジネスプランを作る仕事
新規事業のチームで、新サービスの立ち上げから運営までに携わっています。何からお金を作り出していくのか、どこを攻めて行けばいいのか、提供すべきものは何かという視点でイチからプランニングがはじまります。新しいビジネスプランを作る仕事です。私はエンジニア経験者の立場からアイデアを出したり、そのプランが実現可能かどうかの判断をしたりしています。
有意義な時間を生むためのツール
私たちはまず初めに『MTL KEYWORDS』というSaaS型のインハウスSEO支援ツールを手がけました。クライアント企業がインハウス(内製)でSEOを効率的に行うことができるツールです。今、多くの会社では、SEOを社内でやらずにアウトソースしているため、お金は社外へ出ていくばかりで、社内にナレッジが溜まらない、という課題があります。ただし、社内でやろうとするとSEO業務は専門性が高いうえに、ルーチンの部分もあり、普通の人にとってはかなり気が滅入る時間のかかる仕事です。そこで、ノウハウがなくても単純化して作業できるサポートツールを開発したのです。このツールを使うことで、これまでSEO業務に取られていた分の時間を次の戦略を考えたり、他の業務にあてたりして、時間の有効活用をしてもらえると思います。
マーケティングのノウハウを求めて
以前は、IT系の会社で受注制作のエンジニアをしていました。請負仕事が中心で、もう少し自分たちで計画していく仕事がしたいと思い、ポータルサイトを運営する企業へ転職。エンジニアとして、オンラインゲームやサイトの運営、Webマーケティングの分野にも関わり、SEOやアクセス解析なども経験しました。しかし、さまざまな思いを実現していくためにはさらなるマーケティングのノウハウがほしいと感じてIMJ/Marketing & Technology Labs ™(以下、MTL)へ転職しました。

プログラムソースから提案書へ、アウトプットの変化
現在の仕事は、コンセプトから自分たちで決めていく仕事です。どういうものを作り、誰に売っていくのかという、今の仕事は、まさにやりたかったこと。身につけたかったマーケティングのノウハウもここにはあります。私の職域の変化を象徴しているのが、アウトプットの変化です。エンジニア時代はプログラムソースでしたが、IMJのMTLに転職してからは提案資料が多くなりました。プログラムはソースのとおりに動きますのでどこが悪いのがはっきりわかるのですが、提案書では相手が納得しなかった理由がはっきりわかりません。納得してもらうためには、いろいろな形で表現し、説明の足りないところを加えたり、不要な部分を削除したりしなくてはなりません。大きな変化ですが皆が納得できる提案資料が出来上がったときに感じる達成感は今後のモチベーションにもつながります。
スペシャリストとプロフェッショナル
私は専門家には2つのタイプがあると思っています。ひとつのことに特化して深堀りするスペシャリストと呼ばれるタイプと、プロフェッショナルと呼ばれる横に広いタイプです。新規事業の仕事には、スペシャリストの能力ではなく、プロフェッショナルの感覚が必要だと思っています。新規事業開発の仕事で大切なのは、ある領域に詳しくなることではなく、事業を成功させることです。そのためには、スペシャリストを集め、能力を十分に発揮してもらえる「場」を整えることが必要です。また、スペシャリストに納得してもらうためにそれぞれのスペシャリストの言葉でコミュニケーションすることも必要だと思っています。事業開発のためには横に広く、いろいろやらなくてはなりません。私のこれまでのエンジニアやSEOの経験で助かっている場面は多いですが、足りない部分も多く、学びつつ進んでいます。
「社会人になってからずっと愛用しているRotringのトリオペン。これが2代目です。デジタルのど真ん中で仕事をしていても、人に説明する時やメモを取る時には手書きが便利です」
時代の最先端にいる
新たなサービスを作り売上を立てていくためには自分自身や他者の職域は「こうあるべきだ!」という固定観念が強すぎないことも大切だと思います。今でこそ、新規事業、セールス、コンサルティング、テクニカルなどと職域が分類されていますが、MTLの設立時ももともとは垣根がありませんでした。自分がやりたいと思えば垣根を越えてやっていく、そういう考えが事業開発の仕事には必要だと思います。新規事業の計画を立て、実現する面白さは何にも代え難く、これからも続けていきたいです。作り上げる面白み、スペシャリストたちに集まってもらう楽しさ、時代の最先端にいる感覚は、新規事業ならではの魅力です。